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7月 17

Gosen TECGUT Multi CXを(ちゃんと)試す #2

TECGUT Multi-CXとGraphene Speed Pro/PWRGOSEN TECGUT Multi CXのレビュー。

先週の水曜、4パターンのフレーム+ストリングスを比較しようとしたところ、わけがわからなくなってしまったので、この3連休でフレームの種類を絞って使ってみました。

■  HEAD Graphene Speed Pro + 17ゲージ

Speed Proは18本のパターンなので、17ゲージを56x54lbsで張りました。
比較対象はメインで使用しているPolyfibre Panthera 1.20mm、柔らかめ&反発もそこそこのもの。

まずはいつものPantheraでしばらく打って、感覚を確認した上で試用開始。

Speed Proはストレートの薄ラケなのでフレーム自体のパワーは大きくないのですが、第1印象は「当たりが軽い」でした。
スピンでは楽に飛ばせますし、ボレーやスライスなどの逆回転系は「キレ」がでますね。
ずれ戻りがいいせいか、18本の細かいパターンですがスピンもかけやすく感じました。

TECGUT系ということで柔らかさや掴む感じも強いかと思いきや、それはあまり感じませんでした。
理由としては、テンションを高めに設定していたこと、もしくはストリングス自体の反発がいつものポリよりも大きく、球が早く離れていたからかもしれません。
# ここまで高いテンションで張らなければ、撓みや掴みの感覚も出てくるような気もしてます。

■  HEAD Graphene PWR Speed + 16ゲージ

PWR Speedは115sqinchというビッグフェイスに16本のパターンで、見るからにメッシュはスカスカです。
なので、こっちには16ゲージを張っています。テンションは66x64lbsです。
比較対象はメインで使用しているSolinco Tour Bite Soft 1.30mm、柔らかい&適度な反発のもの。

こちらはフレーム自体にパワーがあるフレームなのとフェース面積が15%大きいため、高めのテンションで設定しています。

このフレームとの組み合わせでも、やはりまず感じたのは「打感の軽さ」。
とくにスライス、ボレー、サービスではとても楽に飛びますし、ポリよりも明らかに「キレ」が出ました。

またこのフレームのパターンがスカスカなこともあり、ズレ戻り(Wilsonでいうスナップバック)もかなりよくて、かなり良い感じのヘビースピンがかけられます。男子ダブルスで試していましたが、ショートアングルやトップスピンロブ、ドライブボレーなどもしっかり打てましたね。

比較の基準がポリなのもありますが、このフレームで振っていくと反発が大きすぎる&球離れが早すぎる気がしました。(同じ感覚で振るとややオーバー目になることが多々…)
女性、シニアなど、合わせるタイプの打ち方であれば問題はないかと思います。

ということで、どちらのフレームも

  • 打感が軽い
  • スピンがかかる
  • スライス系のキレがいい

という印象でした。

あと、前回も書きましたが、張りの際に感じたのは

  • 素材自体は柔らかめ(従来のTECGUTよりは硬め)
  • 表面加工が硬めで、やたらと縦横の滑りがいい

という点も参考になるかと思います。

表面の滑りがいいので、ハイブリッドのクロスに入れるのもいいかもしれません。
ポリを使ってるけどもうちょっと反発がほしいときとか。

どちらのフレームもポリと比較しながらだったので、TECGUT Multi CXの使用時間は賞味2時間弱、しかもダブルスでしたので、まだ切れてはいません。
気になる耐久性についてはもう少しみてみたいところです。

これを書きながらノッチの状態を確認したのですが、ほぼノッチができてません。張って1週間経ってるんですけど、この状態はマルチではなかなかないですね。
これはやはり硬質なシェルのような表面加工のおかげではないでしょうか。

長時間ノッチができないとなると縦横の滑りが維持できるわけで、これはすごいことですよね。
かなりビックリしてます。