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1月 21

HEAD Youtek Graphene Speed Proの設定をバタバタと考えた

1/11からHEADの新モデル「Graphene Speed / Instinctの各シリーズ」の販売がスタートし、この日にTennis Warehouse Europeでもオーダーが可能になっていたため、さっそくオーダーを入れました。

これまでIG Speed MP18x20を使用していましたので、同じパターン、重量のSpeed Proをチョイス。(今回Speed MPは16×19のパターンのみとなり、18×20のモデルはProのみに)

FEDEXのトラッキングでの予定では16日には到着、夜練で試せるなー、と思っていたのですが、成田での通関に時間がかかったとのことで、予定どおりには届かず。翌17日にブツが到着しました。

実は19日にダブルス、20日にシングルスの試合があり、あわよくばそこで使ってやろうという色気が出てきたので、試合に使えるとこまで仕上げるべく、バタバタと設定を考えてみました。

■ 初期設定

いつもの初期設定として、レザーグリップへの巻き替えとガードテープのセットをすませ、この状態で重量測定。これまで使用していたIG Speedのデータと比較しながら仕上げていくためです。

今回のGraphene Speed Proは最小限のバランスチューンで済ませたいと考えています。

これまで使用していたIG Speed MPには、振り抜きアップと当たり強度のアップのためにトップとグリップ下にバランサーを追加していたのですが、それによって当然総重量は重くなってしまっていました。

しかし今回のGraphene Speedでは、軽量な新素材Grapheneの採用とフレームの新しいバランス設計により、バランサー無しのデフォルト状態でこれまでのチューンと同等(かそれ以上)の効果が得られることを期待しているためです。

そして初回のストリングスは、現在のIG Speed MPと同じ設定とし、これを基準に比較、調整することに。

  • メイン: Signum Pro Micronite 54lbs
  • クロス: Signum Pro Firestorm 52lbs

です。

18日の金曜の夜に練習を入れていたのでそこでオンコートで試すことができました。
幸いこの日の練習はコーチとのマンツーマンとなったので、シングルスのマッチ練と1セットマッチをやってもらい、より実戦的な状況でいろんなショットを試すことができました。

実際に打ってみると、好みのストリングス&テンションとあって、以前試打させてもらったときよりも明らかに好感触。
特にストロークやサービスでのパワーとスピードが1段上がる気がします。 スライスのキレも前のIG Speed MPよりもいい感じ。
これはGrapheneによるバランス変更によるもの以外に、ビームが2mmアップしたのもあると思われます。

ただ、パワーが上がった分、これまでのストリングスとテンションの組み合わせではロング傾向になるようでした。

この日の練習で、予想以上にフレームにパワーがあることがわかったので、飛びについてはフレームのパワーのほうに任せて、ストリングスの方では飛ばす力を抑えてみることに。

幸か不幸か、翌日19日の試合は会場の除雪が間に合わず延期という連絡が入り、20日のシングルスまで調整の余裕が1日できました。

■ ストリングス設定 #2

次の設定としては、

  • Signum Pro Firestorm 単張
  • 縦横54 lbs

としてみました。

で、早速これを19日の夜の練習で試してみたのですが、ロング傾向だった点はマシになりましたが、今度は打つほどに感触の悪さがはっきりしてきました。

反発のあるフレームに反発高めで撓みの少ないポリを合わせたことで、球離れが早くなってしまい、掴む感覚が乏しいためパンパンと弾くようなショットになってしまいます。

FirestormはこれまでIG Speedとも相性がよく、メインで使用してきたストリングスでしたので、予想ではこれで一発OKだろう、などと気楽に考えていただけにショック。 まさかの改悪です。次の日は草トーなのに…。
夜の練習が終わって帰ったら24時すぎ。もう当日張るしかありません。

インパクトで撓ませつつ掴む感じを高めたい…と考えると、より素材の柔らかいポリ、ということで

  • Signum Pro Tornado
  • Polyfibre TCS

のどちらかかなと。

■ ストリングス設定 #3

前日に張ったばかりのFirestormに泣く泣くハサミを入れました。
もったいないですが、とても試合で安心してプレーできる出来ではなく…。

そしてTornadoを54x52lbsで張ってみました。

既に試合当日、ぶっつけ本番です。
もちろん保険としてIG Speed MPも持っていき、いつでもスイッチできるようにはしましたが、あわよくばGを使いたいところ…。

そして試合会場での1Rがスタート。

しかしアップのラリーで数球打った感じで、「ん!? 結構いいかも??」と。
短いアップの間で、

  • スピン
  • フラット
  • スピン多め
  • ムーン
  • スライス
  • フラットサービス
  • スライスサービス
  • スピンサービス

などなど、いろんなボールを混ぜながら試してみましたが、しっかり振っても思った高さで収まる設定になってくれている様子。
ギリギリ間に合いましたw

■ ゲーム(シングルス)での印象

実際、ゲームで使ってみての印象ですが、トータルでみてもかなりいいですね。

ストリングスの設定がうまくいったのもあって、ストロークも思いきって振っていけました。
弾道もIG Speed MPの時と違和感はありません。

通常、ゲームではストロークを繋ぎ6割、仕掛け・仕上げ8割のパワーを心がけているのですが、同じ6割・8割でも前のIG Speed MPのときのボールよりもスピードが上がっていることが見ていてもわかります。

バックエンドから動画も撮影していたのですが、相手側からの映像を見た感じ、伸びもありそうです。

最も恩恵があったのはサービスでしょうか。
同じ打ち方、スウィングでボールのスピードが明らかに上がりました。スピンもしっかりかかるのでスピードが上がっても収まってくれます。
あとスライスの切れも向上しました(デュースサイドのワイド)

とりあえずいい感じの設定が見つかってよかったです。
雪で延期になった団体戦のダブルスでもこのフレームで臨もうとおもいます。

IG Speed MP と今回のGraphene Speed Pro、カタログスペックでは重量もパターンもバランスも同一ですが、フィーリングは結構違いますね。
いまのIG Speed MPに惚れ込んでいて、打感が大きく変わるのがイヤという方には合わない可能性がありますが、私は今回のフィーリングはかなり好みでした。(チューンとストリングスでこれに近い感じにしていたからかもしれません)

各メーカーのラケットを網羅的に打ってるわけではありませんが、「Prince Rebel 105」のフィーリングに結構近い気もしています。
(Prince Rebel 105: 旧モデル&日本でしか販売されなかったモデル)
プリンスの大会に出るためにこのモデルは結構使いこんでますが、これと似てる気がしました。
# パワーはGraphene Speed Proの方があるとおもいます。