トップページ > 10. プロ-ATP > 激闘!全豪2012 SF:N.ジョコビッチvs A.マレー

«

»

1月 28

激闘!全豪2012 SF:N.ジョコビッチvs A.マレー

Head2head_ao_2012_sf_505

試合が終わって1時間以上経ちましたが、まだ興奮冷めやらぬ状態です。
いやはや、すごい試合をみせてもらいました。

ジョコビッチもマレーもディフェンス力が抜群に高い選手。また共に強いクロスボールを持っておりコートを広く使った攻撃をしかけるタイプということもあって、いくら攻撃しても決まらない、いくら守っても攻撃がとまらない、という殴り合いともいうべき内容。

また2人とも現在のATPの選手の中でもリターン技術がずば抜けて高いと定評がありますが、それだけに、他の選手が相手であらば楽に取れるはずのサービスゲームで、お互いに相手のリターンに苦しめられ、サービスブレークが本当に多い試合でした。

第1セット序盤、硬さがみえたマレーに対してジョコビッチが先行、2アップの6-3で取りました。

しかしマレーも徐々に本領を発揮しはじめます。
第2セットからは、がっちりと噛み合った激しいラリー戦へと突入。
とにかくロングラリーが多く、お互いハードヒットでの殴り合い&走りまわってディフェンスし合い、という消耗戦へ。第2セットの中盤、ジョコビッチが先にエネルギーが切れたような様子がみえはじめ、マレーの一方的な流れになりかけました。が、その後マレーの方にも追い切れない/コースチェンジされたボールに動けないというシーンが増えはじめます。

第3セットは落としてしまいますが、セット後半で回復し、動きも気迫も取り戻してきたジョコビッチは、第4セットをスムースにとり、勝負はファイナルセットへ。

そしてこのファイナルセットがすごかったです。
もう、ここまでくるとお互い意地のぶつかり合いの様相、技術とか戦術などというより気迫・意地の勝負。

お互いキープペースで進んでいきましたが、ジョコビッチが先にマレーのサービスをブレーク、5-3のSFMを迎えます。
しかし一方のマレーもここから粘りを見せてくれました。リスクを負った仕掛けで、このSFMを見事にしのいでブレイク、続く自分のサービスもキープで5-5とします。
続くジョコビッチのサービスゲーム、勢いのついたマレーは3つのブレークポイントを握りますが、ジョコビッチも王者の意地をみせてキープして6-5。
続くマレーのサービスゲーム、なんとジョコビッチが先行し2つのMPを握ります。
そして流れはそのまま止まらず、ジョコビッチがこの激戦をモノにしました。

スコアはジョコビッチの 6-3、3-6、(4)6-7、6-1、6-4 のフルセットマッチ。
約5時間に及ぶ、まさに「激闘」でした。

この2人の対戦はこれまでもたくさん観てきましたが、今日の試合はそのなかでも最高の内容/展開/テンションの試合だったと思います。

好きな選手2人による質の高い試合、最高に幸せな5時間でした。
こんな素晴らしい試合を魅せてくれた2人にただただ感謝です。

この試合はブルーレイで永久保存版にしようとおもいます。 

勝ったジョコビッチは日曜にR.ナダルと対戦です。
この1戦も見逃せません。
ジョコビッチにはなんとか全豪2連覇してもらいたいものです。