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12月 06

シングルス今季初優勝 – 勝因の自己分析

先週の草トーシングルスで、今季初優勝することができました。
今年最後の大会でしたので、いい締めくくりとなり、また来年も頑張ろうというモチベーションが高まりました。

昨年~今年、シングルスでなかなか勝ちきれない日が続き、ベスト4どまりだったり、日によっては2Rで敗退したりということもあったので、今回は本当に久々の優勝です。
クラブ主宰の小さい草大会ですが、どんな大会でも優勝はうれしいものです。
特に今回、リーグ戦ではなく、トーナメント方式で1発勝負、負けたら終了でしたので、喜びもひとしおです。

なぜ今回勝てたのか。

これまでの大会と今回の大会とでは、いろいろ違っていた点がありましたので、変動要素から勝因を分析し、今後に活かせるよう↓に整理してみます。

考えた要因は次の5点です。

  1. 戦術の明確化&より確率の高いショットのチョイス
  2. ショットの軌道
  3. 「常に前に入る機会を伺う」の徹底
  4. メンタリティ
  5. 用具
  6. その他

それぞれについて以下に整理してみます。

1. 戦術の明確化&より確率の高いショットのチョイス

これまでの試合でも、戦術は明確に持っていたとは思いますが、今回、そこに確率論の考え方を入れました。

というのも、最近の練習において、

  • フォアのロングクロス
  • フォアのショートアングル
  • フォアのダウンザライン
  • バックのロングクロス
  • バックのショートアングル
  • バックのダウンザライン

について、それぞれ10球出ししてもらい、ターゲットゾーンに収まった確率を測定してもらいました。

そこでわかったのは、「好きなショットが必ずしも確率が高いわけではない」 ということ。
また、得意だと思っていたショットが、意外にもそれほど成功確率は高くなかった、ということもわかりました。

そこで、上記のうち確率の高かったショットを「仕掛け」「決め球」で使うようにし、そのための戦術を予め考えておきました。

2. ショットの軌道

これは先日のロンドンまで観に行った「ATP World Tour Finals」からの気付きです。

今回の観戦では、バックエンドのかなり前列(最前列~3列目)と、ほぼグラウンドレベルでプレーを観ることができたのですが、驚いたのがボールの軌道でした。

TVの中継でフラット系のショットだと思い込んでいたボールが、実はかなりネットの上を通し、リスクを回避したショットであることがわかりました。(特にマレーとジョコビッチ)

この半年ぐらい、私はストロークについて、スピン系のボールだったのをよりフラット系に近づけるよう、ショットを改善していたつもりだったのですが、このアプローチ自体が大きな間違いだったと気付かされ、再度見直すことになりました。
(トッププロですら あれほどの高さでリスクを回避しているのに、アマチュアプレイヤーの自分が低くて速い球を高い確率で入れ続けることはできないな、と)

ということで、今回の試合で一番重視したのはボールを通す高さ。
展開のロングクロスの高さはネットの2.5~3倍、決めショット、パスはネットの2倍の高さを目安にし、スピンはその分大目にしたところ、当然ながら確率が大幅にアップし、ミスの数が激減。
決めショットもこの高さで十分なことがほとんどでした。

3. 「常に前に入る機会を伺う」 の徹底

最近の練習で、コーチから指摘されたのが、せっかくいいショットを打っても、続けて攻める体勢ができていない、ということ。
いいショットをフィードしたと思ったら即座に1-2歩ベースラインの中に入って相手を観察、体勢が崩れたり相手のボールが浅くなるとわかったら即 前に入って高い打点やネットプレーで追い込むべきだとアドバイスをいただきました。

今回の大会では、プレーに入る前に、この意識を反芻してポイントに望みました。
具体的には「前」という発声。(実際は 「(体勢を)低く(キープ)、前(へ入る)」 という短い発声の組み合わせ)

4. メンタリティ

ポイント間、ストリングスのズレを直す作業をルーティン・ワークとして行い、次のポイントの展開を明確に定めることをやりました。
以前のようになんとなく考えるよりも、ストリングスを注視しながら考えたほうが、集中も高まった気がします。
また、チェンジサイド時も、戦術を整理することに集中しました。

5. 用具

今回のシングルスでは、YONEX EZONE 100 の2回目の使用でした。

前回の試合のときはストリングスの調整も終わっていなかったこともあり、弾道とイメージの間でギャップもかなりあったのですが、今回はテンションをよりフィットしたものに調整を進めることができました。
またゲージを1.30mmにすることで、よりショットをイメージする弾道に近づいてきていました。

6. その他

気持ちの変動を抑えることも意識しました。
たとえばポイントを取られたときや、エラーで失点したときなどに、感情を表さないというもの。
相手のプレーによって気持ちを変化させることをせず(相手にイライラしたりせず)、自分がどういうボールをどこに送るか、を考えるようにしました。

あとは試合開始前のストレッチをいつも以上に入念におこない、試合間にもストレッチを行い、体が固まらないように維持することもやりました。

##

以前と今回の変更点は上記のような感じでした。

おそらく最大の要因は 「2. ショットの弾道」と「3. 常に前に入る機会を伺う」 だったかな、と思っています。
それに加えて「1. より確率の高いショットのチョイス」がUnforced Errorの低減につながったのだと。
さらに補足的な 4. や5. や 6.も少なからず有効に働いていたのだろうな、と考えます。
(5. の中の ストレッチは特に)

こう考えると、特にシングルスでは「自分の意識」に拠るところが大きいと思えた今回の大会でした。
# 逆にこれまで、いろんな意味で「意識」が足りなすぎた、とも思えましたw

これらは今後の試合でも継続して取り組んでいきたいテーマです。